植物販売事業
小鐵園芸(@kotetu_plants) にて公開中です。
アガベについて
アガベの魅力
アガベは希少価値が高く、店頭にはなかなか並ばない観葉植物です。美しく放射状に伸びる葉や荒々しい鋸歯(きょし)、 ボディは綺麗なグリーンだっり白や黄色の斑(ふ)が入り、同じ品種でもそれぞれ個体差もあり、ものすごく存在感があり魅力的な観葉植物です。手入れも簡単で初心者でも育てやすく、贈り物としてもおすすめです。あなたもオフィスやご自宅のインテリアに観葉植物アガベを取り入れてみませんか?
テキーラの原料「アガベ」
アガベを食用とする歴史は長く、メキシコでは約1万年前の遺跡からアガベを焼いていた痕跡が発見されています。紀元前1200年くらい前から、特定の品種のアガベから、茎に蓄えられた糖分を採取してシロップにしたり、発酵させてお酒にしていたようです。16世紀頃にヨーロッパから蒸留の技術が伝わるとアガベを使った蒸留酒が誕生。その後、メキシコのハリスコ州とその周辺で特定の製法で作られるものを「テキーラ」と呼ぶようになりました。
アガベの分布域
アガベが分布するのは、アメリカ南西部とメキシコを含む中米諸国です。メキシコでは各地でいまでも自生しています。主に1000~2000mの高地に自生し、そこはとても乾燥していて、かなり厳しい自然の中でアガベは成長するのです。
アガベの種類
アガベはリュウゼツラン科の単子植物に分類され、世界に300種類はあると言われています。学名Agaveは「分類学の父」と呼ばれるカール・フォン・リンネがギリシャ神話のアガウェーから名付けたものとされています。アガベは個体での変異が大きいため、同じアガベだったとしても見た目が非常に異なったりします。たくさんの種類がありますし、人気が高くなっている昨今では微妙な個体差で名称も違ったりしますので、あなた自身が見た目の好みで素敵なアガベをお選びください。
アガベで一番人気は「チタチノ」「オテロイ」
最近のアガベ人気の火付け役と言っても過言ではない「チタノタ」「オテロイ」 アガベ全般に言えるのですが、株を真上からのぞき込むと綺麗なロゼットを形成し、他のアガベよりもとても肉厚で鋸歯が非常に大きいのが特徴です。 成長は比較的早く、仔株を多くつける場合があるが、大きくなっても直径30〜60cm程度でコンパクトにまとまりやすくベランダなどで育てるのも容易で人気が高い。様々な選抜株があってコレクションとして集めるのも楽しいアガベです。 なおアガベ・チタノタとオテロイは元々「チタノタ」で呼称を統一していましたが、2019年頃にAgave oteroiとして新種登録され、FO-076とRancho Tambor系でわかれたようです。FO-076系統がAgave oteroiになりました。